国語力を伸ばして読解問題の成績を上げる方法~日常編~

▼目次     好きなところから読めます

 ●国語の読解問題が解けない理由
 1.全部読まなくていいと思っていた

  2.文章を読む「集中力」が続かない

 3.苦手意識が強く、解けないと思い込んでいる

 ●小学生からできる!国語力を伸ばして読解問題の成績を上げる方法~日常編~
 1.読書の範囲を広げる

 2.「会話」を通して語彙力を増やす

 3.一行日記で「書くこと」のハードルを下げる

国語の読解問題が解けない理由
[1]全部読まなくていいと思っていた

そこで、よく生徒さんに話を聞いてみると、実は文章を全部読まず、飛ばし読みをして問題を解いていたことが発覚しました。

これには保護者の方もびっくり。

そこで、文章を全部読むようにしたところ、急に点数が良くなったそうです。

 

国語の読解問題が解けない理由
[2]文章を読む「集中力」が続かない

学校の授業では、教科書の長い文章を短く区切って学習しています。そのため、カラーテストで同じ文章の問題が出ても、何度か読んだことがあるため、それほど苦になりません。

しかし、学力テストなどでは”初見の文章を最初から最後まで集中して読む”ことが必要です。

全部読もうと思っていたけど途中で飽きてしまい、全然頭に入っていない、なんてことも。

 

 

国語の読解問題が解けない理由
[3]苦手意識が強く、解けないと思い込んでいる

ここで考えたいのは、なぜ「苦手」と思うようになったのかということです。

●国語の点数が算数よりも悪かったため

●学校であった出来事をうまく話せなかった時や、算数の文章問題の立式を間違えた時などに、
大人から「君は国語が苦手だね」とよく言われていたため

上記はほんの一例ですが、様々な理由から

「自分は国語が苦手なんだから、どうせ頑張ってもムダだ。」

という思考になり、無意識に勉強を避けるようになります。

どの教科にも共通することですが、「できない」と思い込むと成長しづらくなってしまいます

 

 

小学生からできる!国語力を伸ばして
読解問題の成績を上げる方法~日常編~

 

読解問題の成績を上げる方法~日常編~
[1]読書の範囲を広げる

本を読んでほしいけど、なかなか読まないというお悩みをよく聞きます。

そんな時は、物語や説明文にこだわらず

●図鑑もOK
●マンガもOK

楽しく読書をするのが一番です。

読書には読む力だけでなく、文章構成力も育てる力があります。

例2のような文章の言い回しは、何の土台もなしに思いつくものではなく、どこかで読んだり耳にしたりしたことがあるからこそ、自然と出てくるのです。

この点から言うと、読書の効果をさらにアップさせるのが”音読”です。

活字を「読んで覚える」自分で読んだ声を「聞いて覚える」という風に視覚と聴覚両方から記憶することができるからです。

 

 

読解問題の成績を上げる方法~日常編~
[2]「会話」を通して語彙力を増やす

どうしても本が嫌い、という子もいます。

でもあきらめなくて大丈夫。普段の生活のなかでも語彙力をふやすことはできます。

アニメや歌の歌詞やニュース番組などなど

大切なのは、言葉の一つ一つをスルーするのかそれとも注目して考えるのかということです

 

このように、ニュースを見るだけでなく、それについて実際に会話をすることで、

意味を「知る」だけでなく、適切な言葉を選んで「使いこなす」ということが、“書く力”につながっていきます。

 

読解問題の成績を上げる方法~日常編~
[3]一行日記で「書くこと」のハードルを下げる

学校の宿題などで、日記や観察記録が出た時に、とにかく「書けない!」という子がいます。

そして保護者がその対応に困っているというのを見かけます。

ある小学生Dくんも「書くことなんてない。なんにも思い浮かばない。」と言っていました。

でも、本当は、なんにも思い浮かばないことはないのです。

人間は少なくとも1日に1万2000回は何かを思考していると言われています。

つまりは、思っていることがあっても言語化できない

そして言語化するには、経験を積むしかありません。でも作文を1枚書こうとするとハードルが高い!

そこでオススメは、

日常で見たもの聞いたこと感じたことを短い文章にする「一行日記です。

先ほどのD君にも、学校の自主学習課題(課題設定は自由)として挑戦してもらうことにしました。

 

 

このくらいの長さで良い、と思うとハードルが下がり、だんだんと書けるようになっていきました。

何カ月か後に、マラソン大会の感想を学校で書いた時、クラスの中で一番たくさん書けた!と喜んで保護者の方に報告したそうです。

また、お子さんが書いたものが誤字脱字だらけであっても、初めは注意せず、まず書いたことをほめることが大切です。

 

そうは言ってもかなか子どもの宿題や作文を見てあげる余裕がない・・・という方はノートスにお任せ下さい

ノートスはいつでも自習が無料。自習時には学校の宿題のサポートも行っています。
ぜひご利用下さい✨

 

 

いかがでしたか。
今回は小学生からできる内容に絞ってお届けしました。

出来る範囲で日常生活に取り入れてみてください!

また、

●一行日記っていっても具体的にはどんなことを書けばいいの?(出来事だけでもいい?気持ちも書いた方がいい?)

●親が言ってもなかなかうまくいかない…

など疑問点やお困りのことがありましたらぜひ無料学習相談へお越しください。

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次回は、

小学生だけでなく、中学生や中学受験生も必見!読解問題の成績を上げる方法~実践編~をお届けします