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1.勉強の成果を上げる大前提 知識の習得と活用とは? 2.成果が出ない原因① 3.勉強の成果が格段に上がるコツ① 4.成果が出ない原因② 5.勉強の成果が格段に上がるコツ② |
知識の習得と活用とは?
普段私たちが勉強するときには、
まず知識を習得し(理解して覚える)、その知識を活用する(使う)
ということを行っています。
成果が出ない原因①
–知識の習得に問題があるパターン–
答えを丸暗記しても、そもそも分数のしくみを理解していないと、似ている問題や応用問題が出ても対応できません。
同じような例では、記号問題の答えが「イ」ということだけを丸暗記してしまう子もいます。
「うちの子応用力がなくて・・・」とお悩みの場合、もしかしたら理解しないまま覚える(丸暗記)をしてしまっていることが原因かもしれません。
「調べながら解く」というやり方は、理解はしやすいですが覚えてはいない場合があります。上の図のように、たまたま覚えるものもありますが、覚えていなくても、その時だけは解けてしまうので、「覚えた」と錯覚します。
他の例では、漢字練習や単語練習です。ひたすら10回書き続けた結果、覚えられるものもありますが、テスト本番にならないと、本当に覚えているかどうか分からないのです。
「暗記が苦手で・・・記憶力が悪くて・・・」とお悩みの場合、実は覚えたつもりになっていることが原因かもしれません。
成果が格段に上がるコツ①
–知識の習得を確認しよう!–
上のAとBの例では、知識が習得できていると思ったらできていなかった、というのが問題でした。
よって、習得できているかどうかを、テストに臨む前に確認すれば良かったわけです。
では、確認する方法とは・・・?
「自力で」というのは、教えてもらったり、教科書やタブレットなどで調べたりしないで解くということです。
そこで解けなかった問題に印をつけておき、もう一度理解し覚え直してからまた自力で解く、ということを繰り返します。
成果が出ない原因②
–知識の活用に問題があるパターン–
ワークやドリルなどの問題集は単元ごとに分かりやすく分けられています。
「わり算のひっ算」という単元のページなら、わり算の問題しか出ません。
そのせいか、迷わずわり算の式を立てる生徒が多いです。
しかし、テストの範囲が「かけ算とわり算」になるとどうでしょうか。
同じ問題でも、とたんにかけ算の式を立てる生徒が増えます。
単元ごとの学習では、
“どんな時にわり算を使って、どんな時にかけ算を使うか判断する”というところまで、考えて学習していなかった
ということです。
「なぜか本番のテストに弱いんだよなあ・・・」とお悩みの場合は、まだ知識を使いこなせる段階まで学習が進んでいないのかもしれません。
成果が格段に上がるコツ②
–知識の活用を練習しよう!–
上のCの例では、知識を活用できる状態になったと思っていたが、そうではなかった、というのが問題でした。
本番のテストではいくつかの単元が混じって出てきますので、
どの問題でどの知識を使うべきかを判断する練習
をしておく必要があります。
その練習として調度いいのが・・・
教科書やワークなどの「まとめ問題」です。
コツ①との違いは、
ある程度、複数の単元内容がまとまって出題されているものをテスト本番を想定して解いてみるというところです。
そこで正解できなかったものについては、さらに理解して覚えて自力で解く
これを繰り返すことによって、テストで使える実践的な力がついていくのです。
ノートスでは、生徒の理解度やニーズに合わせた問題の選定や、プリントのご用意もできますのでお気軽にご相談下さい。
いかがでしたでしょうか。
成果を上げるために必要な考え方についてお伝えしました。ぜひご家庭でのお子様の学習にお役立て下さい。
またこの方法は継続することが大切です。
ノートスでも実際に取り入れている方法ですので、お子さんに「この方法を体験し、身に付けてほしい」とお考えの方は、ぜひ無料体験にお越しください。
学習相談もいつでも無料です!
今回のコラムはここまでです。次回も役立つ内容をお届けしますので、どうぞお楽しみに!